★放浪虫(2011・神奈川)・目次

※二日目その8

2011年、9月28日。

シーキャンドルを後に、サムエルコッキング苑の他の施設も歩いて回ってみる。


昼下がり、9月の終わりとは言え中々に残暑厳しい。


そんな中、さすが植物園であったというだけあって目に映る植物たちが涼しさを演出してくれ…何だ、この笹。暑苦しいな(ジェット台無し)


物凄く興味を惹かれた蕎麦道場『松本館』。
何でも蕎麦打ち体験も出来る長野県松本市の観光PR館であり、蕎麦打ち体験を行っていない時には喉越し爽やかな二八蕎麦や信州名物のおやきなどを食べられるらしい。
おお、蕎麦!信州の二八蕎麦!コレはもう蕎麦デストロイヤーの異名を持つ蕎麦好き亮、さっき昼飯食ったばかりとはいえ折角の機会である!軽く啜る分には…。

『定休日・水曜日』。

…2011年、9月28日。そう、それは何を隠そう水曜日であった…。ガックシ。

コレがどうも遺構らしいのだが、まぁ良く分からない。興味も特に湧かなかった。
ゴメンねコッキング(三分クッキングと同じアクセントで)

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本日のムジクは『on button down』より『蝉時雨』、サブ記事である旅行記の雰囲気に合わせての選曲である。

on button down/蝉時雨

まだまだ残暑厳しい9月下旬の昼下がり、というイメージに、個人的にはかなりしっくりと来る曲なのだ。…蝉だし笑(それだけかよ!)
on button down』は2000年に結成し、そして2006年に解散した日本のバンドで、どちらかと言えばネオアコ/ギターポップと言えるような雰囲気の曲が多い…気がする笑

以降のメンバー達の去就は情報が無くてイマイチ良く分からないのだが、ただVoの『アチコ』は『KAREN』というバンドに、2010年に同バンドが解散するまで所属していた。
此方のバンドの曲も個人的には好きな曲が揃っているので、また機会があれば紹介したいと思う。

天井無しの爽やかさにひんやりとした寂を一つまみ、今此処にしか無い"今此処で"、一期一会の連続である人生の中の、と或る昼下がりに。
降り注ぐ蝉の慟哭と、ふらふらと"今此処を"歩いている俺と、上から見れば、遥か上から見れば、多分そんな違わない。と或る昼下がり。

こういった型の曲は、やはり何処かに一抹の寂びみたいなモノを感じるモノが、個人的には好みなのである笑

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さて、程よく飽きてきたので、ここらでサムエルコッキング苑にさよならを告げることにする。
次の目的地は何を隠そう江ノ島水族館!さぁ美味しい魚を一杯食べるぞ!!(食べてはダメだ)

そんな訳で、未だオッサンに捕まったままの大道芸人を尻目に(オッサン、勧めてたビールを自分で飲んでた笑)、今度は徒歩にて江ノ島神社まで下る。


案内板に従い、下へ下へ。
食堂だか喫茶店だかと言った店舗を通り過ぎ、さらに下へ下へ。


途中通過した花壇では、俺の花!といっても過言ではない曼珠沙華の蕾が随分と緩んでいた。もう九月も終わりなのだ。

…俺の花とか言ってみたが、ただ好きだというだけで何の根拠も無い。花言葉は『悲しい想い出』であり、コレもまた悲しい位に縁が無い言葉である笑
曼珠沙華は9月24日の誕生花とされ、9月6日に誕生した俺の誕生花でも無い。困った、調べれば調べるほど縁が無い笑

因みに9月6日の誕生花はクルマユリ、もしくはナスタチューム。金蓮花といった方が馴染みは深いだろうか。どの様な花かは各花名にリンク貼ってみたのでそちらを参照のこと。

どちらも高知では割と目にする花であり、ちょっとビックリである。クルマユリなんて農大時代に雑草として刈りまくったのに…(後に調べてみた所、俺が刈りまくってたのは鬼百合でした笑)。金蓮花は、あー、美味しいね笑
花言葉は、クルマユリが『純潔』『多才な人』、金蓮花が『愛国心』…ヤダどうしよう物凄くピッタリ!え?てか、もしかして俺?貴方、もしかして俺じゃないですか?(黙れ。恥を知れ。)
…それはそうと、花言葉愛国心って言うのも何か搾り出した感が凄いな笑

話が脇道に逸れた序に、此処をご覧の方で僕もアタシも誕生日の色々が知りたい!という方がいらっしゃられたら、OKOK、こんな簡単な話もない。
自分の誕生日をググれば多分その日のwiki様ページがヒットするので、其処を眺めれば全て解決!記念日、年中行事、誕生花に石にと、もう分かりたい放題!(放題という単語を用いるタイミングを誤った好例)

以上、これにて閑話休題


案内板に従って歩いてた筈なのに、まさかの行き止まり。
道を間違えた。近道っぽそうな道を通ったのが間違いだった。(案内板に従ってねぇし)


そうして江ノ島神社を通り過ぎ、さらに来た道を戻る。
途中、この青いのの立ち姿が気に入らなかったのでデジカメでパチリ。気合入れろバカヤロウ。(許してやれよ)

此処より少し進んだ雑貨屋で昇り龍の肩掛けバックを購入。
流石は江ノ島ブランド、熱い商品売ってんじゃねぇかよと気に入って使っていたが、こないだ京都に行った時に清水寺二年坂だか三年坂だかで全く同じ店を見付けてしまった俺は、俺は。
勿論、今でも愛用はしている。和柄、大好き!笑


葛の木陰にて江ノ島ニャンコ先生に御拝顔。良い顔である。観光地の猫は基本的に人に割と懐いていて、とても楽しい。
この猫の皆さんの首に変なものを巻き付けたというのだから、もうそれだけで死刑、いや死刑は可哀相だから全裸に引ん剥き首に『オッス!オラ弩マゾ!石、ぶつけてくれよな!』と書かれたプレートでも括りつけてゴミ拾いとかさせれば良いのだ、あの何だ、アイツ、あの気持ち悪いデブ。PC遠隔操作事件で捕まった、あのデブ!(落ち着け)