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※二日目その3
2011年、9月28日。
見よ!アレが江ノ島だ!!ドーン
手前の信号機や標識がガチャガチャと喧しく映り込んじゃってるので、いまいち何を中心に撮りたかったのか良く分からない画像となっているが、とうとう目の前に現れた江ノ島!
何せ海だ!
太平洋だ!!
俄然上がるテンション。
高知ではほぼ毎週必ず何処かで目にしている太平洋なのに、それでも、やはり目の前に臨んで立つと俄然上がるテンション。
やはり俺は海が、この海が好きなのだ。
別の県で眺める太平洋も中々に良いもので…。
『アンタ、ちょ待ち、ちょコレよ…トンビ超やばいコレ…』
そう、そしてトンビだ!トンビは超やばい!…何がよ?
妹の指差す先に在った看板を何気なく見る。
…トンビ、超やばい!流石は本郷猛る(本郷猛の動詞化)禽類!略して猛禽類←違う
>トビは本来警戒心が強いので、人間には近寄らないことが多いのがトビの本来の生態である。しかし、古来から「鳶に油揚げをさらわれる」のことわざがある通り、人間に慣れた場合、隙を狙って人間が手に持っている食べ物まで飛びかかって奪うことがあり、最近このような事例が増えて問題となっている。
ほうほう、なるほどなるほど。
>特に被害が大きな都道府県は神奈川県で、江ノ島や鎌倉市ではトビの大群が見られ、弁当や肉まん、ハンバーガー、ハムカツサンド等を狙われることが多い。
…。
…逃げて!!
隊 長 さ ん 、 逃 げ て !!
…
ピ〜ィ、ヒョロロロロロロ…
…(物凄く良いタイミングで、実際にトンビが鳴いて、俺と妹、ちょっと固まる)
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前日分と打って変わり、本日は懐メロの紹介をしようと思う。
俺達の世代では、まぁ各人それぞれ好き嫌いこそあろうが、兎に角、知らない人は居ないんじゃないだろうかと言える位には売れていたのではないだろうか。
そんな訳で、本日紹介するのは、このバンドより、この楽曲。
そう、『リンドバーグ』より『Magical Dreamer』を、紹介する体で、大好きな漫画ヤダモンのアニメ版OPを紹介してみた、訳である笑
此処"俺ムジク"や、また各種方面にて色々と書いてきた"俺の音楽遍歴&そこから読み取れる音楽嗜好"から推測するに、俺は思いの外にガールズポップやガールズエレクトロニカに弱いみたいだという事実が浮き彫りとなるのだが、その根底…"起こり"として、間違いなくこのバンドの存在があると言っても過言ではない…のかも知れない。
そういう年代なのよ、俺はさ笑
確か、中学から高校に掛けてだった。そういった時代に聴いてたように覚えている。
『リンドバーグ』の由来であるアメリカの飛行家『チャールズ・リンドバーグ』の、その"飛行家というイメージ"にまさしくピッタリな、腹が立つほど上向きにポジティブで、真夏の野っ原をただ吹き抜けていく風のようなその楽曲達に、"自分と言うモノ"にガッチガチに縛られた"THE 四面楚歌"こと当時の俺は、兎に角、心躍らされたものであったのだ。
此処をご覧の、ただただ物好きとしか思えない方々の中には『リンドバーグ』の曲を全く知らない年代の人が居るのかも知れない…いや寧ろ居てもおかしくない位には俺も中年となってしまったので笑、此処で俺の好きなリンドバーグ特集のコーナー!ドンパフドンパフ♪的な感じにね、幾つか楽曲を紹介してみようか。
まず、コレだ。
『今すぐ Kiss Me』
リンドバーグと言えばコレ、と言うほどのスマッシュヒットだったこの曲、代表曲とも言えるこの曲を挙げないで良いのだろうか?いや、良くない!
そんな訳での紹介であるが、
俺 は 大 し て 好 き で は 無 い !
寧 ろ ウ ザ い !
大体、『今すぐ Kiss Me』って何だっちゅう話だ。"今すぐ"からの"Kiss Me"とかね、意味が分からない。最初日本語なら最後まで日本語でいかんかい!と。
"今すぐ"とくればだ、もう其処から先は"わちきに口吸い"とかね、そういう感じで大和撫子でドン!さらに倍といきましょうよ、と!
こ の 国 賊 め が !!
…
…(実はそんな嫌いでもないですスミマセンでした)←日和やがったコイツ!
…
次にコレ!←日和やがった挙句の収まりつかなくなったので流しました的。
『会いたくて -Lover Soul-』
リンドバーグは2009年まで活動をしていたのであるが、俺個人としては、1993年の6月にリリースされたこのシングルまでである。このシングルにて同バンドは終了してい//
そして、一番好きだったといっても過言で無いのが、この曲!
『Dream On 抱きしめて』
もうね、歌詞と言い、サビのメロディと言い、文字通り中学二年であった厨二の俺にはとても沁みた曲だったのである。そして、こういった曲は例外なく、35歳にして聴いても、やはり良いのだ。沁みるのである。
好きなのでコッチは国賊ではない。←おい
…。
<悲報>本日分のムジクとして何故に『Magical Dreamer』を紹介するに至ったのか、その理由、此処まで来て未だケビレも出ず。
…
まぁ、ぶっちゃけ曲単体としての想い出は、
まるで無い。←まるで無いのかよ!まるでかよ!
結局、この曲に関しては兎に角ヤダモン補正がかなり掛かっているのである。
嫌いな曲調ではない、寧ろ好きな曲調と言っても過言では無い。
しかしながらヤダモンOPで無かったら此処で紹介するほどでもない、そんな曲なのだ。
あ、いやいやいやいや!マジカルドリーマーが悪いんじゃない、決してそうじゃない!
要は、それだけSUEZENの絵が好きだって事。今も昔も、もう本当にこの人の絵は好きでね、俺の画風の元となった要素の一つと言っても決して大袈裟ではない程である。
そんでまたヤダモンがね、俺は元より妹達(特に長女の方)も本当に好きでね、NHK系列のアニメの中では青いブリンク、ふしぎの海のナディアと並んで、もうスンゲェ見ていた思い出深い作品なのだ。
それだけ見てた作品であるからこそ、そりゃOPとかこの歳になってさ、眺めるだけでも随分と感慨深い訳よ。兄妹揃ってさ、本当に懐かしいよね笑
そんな訳でね、『Magical Dreamer』を紹介した理由は"懐かしいから"!
別にサブ記事にも関係ないし、何となく思い出したので紹介してみた…ただそれだけの話である笑
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取り敢えず頭上で円を描くように滑空しているトンビの事は気にしないようにし、江ノ島へ。
−江の島。
日本百景の一つとして数えられる陸繋島であり、釣りやスキューバダイビングのポイントとしても有名らしい。
湘南港、江の島ヨットハーバーを擁し、まさしくマリンスポーツの拠点とも言える在り様だ。
勿論、陸繋島であるので徒歩で渡る事が可能である。
江ノ島へと続く道は綺麗に整備されていて、島へ渡るのみならず毎日のウォーキングコースなどとしても中々に上出来だ。
その上出来具合といったらば、もういっそ住みたい程だ笑
ふと江ノ島を正面に左手を見ると、港の灯台であろうか。突堤の先にて、その身にて海と空を分けるが如くそそり立つ建造物を発見。
こういった景観もまた、港町ならではか。
九月の終わりとは言え、まだまだきつい日差しの下、太平洋より吹き抜けてくる生温い風に細い目をさらに細めながら(ダメ!無くなっちゃう!って、煩いよい)、ぶらりぶらりとゆっくり歩く。江ノ島へ向けて。
実はこういった何でも無い、ゆったりとした移動時間こそが旅の醍醐…
『おい、お兄よ!早く行こうや!海鮮丼♪海鮮丼♪』
…味…ではあった!
確かにそうであった!
ついさっきまでは!(stringendo)
海鮮丼♪(stringendo)
海鮮丼♪(stringendo)
所詮は花より団子、あっと言う間に海鮮丼にて脳内が一杯になる。
そりゃあ江ノ島への足取りも速くなりもするさ(stringendo)、腹が減っているのだもの!
灯台なんて知らねぇよ食えねぇだろ、あんなもん!
今は未だ見ぬ海鮮丼に想い馳せ、ワッショイワッショイと否が応にも上がるテンション。
…その数分後、まさかあんな凄惨極まりない出来事に遭遇する事になってしまうとも知らず。