★放浪虫(2011・神奈川)・目次

※一日目その6

2011年、9月27日。
牛久大仏の詳細についてはコチラ
wiki様によると全高は自由の女神のおおよそ三倍、奈良の大仏に至っては…実に8体分!!


ふざけた話である。夢を壊された気がして堪らない。
だって俺、アメリカは勿論、奈良にも言った事が無いのに!
なのに、そんな噛ませ犬的扱い…夢を壊された気がしてならないのである!

バカヤロウ、仏像は大きさとかじゃねぇぞ畜生!!
自由の女神はそもそも仏像じゃねぇけど!!

ギネスが何ぼのもんじゃー…ぃ…

ス ミ マ セ ン で し た 。

五時で閉園という事もあり、基本巻きで回ることにした隊長さんと俺。
道すがらに在った売店やフードインコーナーもシャッターを下ろし、辺りは既に閑散としていた。

景観作りにはかなり力を入れているらしいが、今が九月という事もあり、本来の季節になれば花が咲き誇るであろう畑は、その為の仕付けの真っ最中であった。

Y E S ! 草 、 真 っ 盛 り !!

でも良いの、僕泣かない。綺麗な花が見れなくても僕泣かない。

だって隊長さんと二人きりで花を見た所でただのゲイカップルさながら
スミマセン調子乗りました!
顔は止めて、止めてモフ!

…ゲフゥ←顔にたっぷり背脂噴き掛けられた

兎も角(兎も角じゃねぇよ)、此処は花盛りの季節…例えば春先などにでも来れば、かなりの花畑を楽しめそうだ。
何だかんだ、そんな景観を楽しみつつ大仏へ向けて歩を進める二人。

そうして道すがらに発見した鐘を喜び勇んで突き続ける二人。

アハハハハ!!!
『コワァ〜ン』

最高っすよ!!←何がだ
『コワワァ〜ン』

大人になり損ねた中年

…ゲゲフゥ←顔に背脂チャッチャ

もとい、少年の心をいつまで経っても忘れないネバーランド中年、此処に二人。

『コワワァ〜ン』

アハハハハハ!!アハハ!!

木枯らし、ひゅるり。

-*-*-*-*-*-*-
俺は、ファミコン音源が事の外に大好きだ。
制約が多い中、工夫とセンスによって生み出された珠玉の音楽たちは、それだけでもう十分過ぎるほどに真摯なのだ。

だから俺は、この頃のファミコン音源にとてもとても引っ張られるのだ。
魂が。それはもう、時に泣いてしまいそうなほどに。
思えば、現在でのエレクトロニカ傾聴嗜好の部分の根っこは、多分そんな所なのだろうと思う。

まぁ、そればっかりでも無いのが俺の難しい所で、同じようにあぶらだこ聴きながら立て揺れしたりもしている訳だが、其処は今回は良い。どうでも良い。

namco/妖怪道中記

本日紹介するムジクはコチラ、皆様ご存知(なのかな?笑)ナムコ(現バンダイナムコゲームス)よりアーケードゲームとしてリリースされた『妖怪道中記』のファミコン移植版のゲームミュージックである。

お釈迦様とか出て来るゲームなので、何かイメージで紹介してみる。
仏像からの連想ゲーム、前日分に引き続いてのまさかの第二段笑

此処で紹介している映像では、メドレー形式でならならとゲームに収録されている曲が流れていくのだが、個人的にお気に入りなのはやはりメインBGMである。

何処となく和風なメロディに行進曲的なリズムを合わせ、何とも"妖怪道中記"な雰囲気に良く似合っている…気がする。
勿論、似合っているのはこの"たろすけ"が主人公である随分おちゃらけた"妖怪道中記"だからこそ、というのは間違いない笑

このゲームはウチが非常に貧乏な時に買って貰ったゲームで、とても思い入れのある物ではあるのだが、その辺は別のお話。
機会と需要がありそうなら、また今度。

では、引き続き『放浪虫2011神奈川旅行記〜茨城編〜』をお楽しみください。

…あ、でも本編はあくまでムジクだからね。此処だからね!良いね?笑

-*-*-*-*-*-*-

鐘を二、三回程突いてみた所で全然巻いてない事に気付いた二人、まずは大仏内へGO!とばかりに(ようやく)先を急ぐ。

『コワ〜ン』

早速、後続が真似しているらしい。何か切なくなってきた。
そうこうしながらも、とうとう大仏の足元に到着。

俺『おおおお…ぉー…』

大仏を見上げてみるも、もうデカ過ぎて何が何やらさっぱり分からない。
そりゃコイツ食うわ、牛食うわコイツ。味噌かなんか付けて頭からボリボリ食うわコイツ。絶対。

立て看板によると、大仏の入り口は裏側らしい。矢印に従い進む。

そうなのだ、この大仏、あろうことか中に入れるらしいのだ。
スゲェぞ牛久大仏!流石はギネス級!

しかしながら大仏内にはトイレが無いらしい。

いや勿論さ、言いたい事は分かるんだけどもさ、しかしそれにしても大仏内に便所が無いとかさ、良く良く考えると異様な言い回しって言うか…。

兎にも角にも、牛久大仏はシュールなのである。

『、』の付け方が、これまた地味にいやらしい。←其処は良いだろうよ別によ笑