※ここは糞映画執筆予定地でした。


さて、このテーマを"下書き"に回して、はや半年…笑

いよいよ!いよいよ書いていく事となりました。
まぁ、もう此処まで来れば書かなくても良いんじゃないかとも思ったのですけどね、ただこのテーマは個人的にも書きたいテーマでしたんで、オナニー的な意味合いでシコシコっと書いていきますよっと笑

ではまず、俺にとっての糞映画とはどういうモノを指すか、みたいな所を説明しておきますね。
まぁ色々と理由は有りますが、一言で、端的に言うとね、余りにもアレ過ぎて『最後まで見れない』『直視できない』モノです笑
その余りにもアレ、の対象は映像だったり、音楽だったり、ストーリーだったりと作品ごとに違いはするのですが、まぁ概ねは『物語(≠脚本)に対する個人的な嗜好』に依存する事が多いですね。

そうして、そんな俺が糞とする映画がどんなものかを分かり易いように例を幾つかあげるとするならば、日本映画だと『余命一カ月の花嫁』、『恋空』、『世界の中心で愛を叫ぶ』みたいなね、『こうでしょ?』『ああでしょ?』なんて、物語が『鑑賞してる人の感じ方にまで口出してくる』ような…押し付けがましく『作り手の主観をストレートに出し過ぎちゃった作品』に多く見られます。
何ていうか、すげぇ抽象的な言い方をすると『味付けが非常に分かり易い万人向けなファミレスのカレーやハンバーグは、少なくともこと映画において俺は求めていない』って感じですかねぇ笑

外国映画だと、いや、まぁ外国映画でも基本的には一緒ですが、ただ一つだけ違う所は『アクションやホラーなどの娯楽色の強い作品なら物語なんてもうどうでも良いや』ってのがあるところです。
日本映画の場合はね、それが無いんですよね。てか『娯楽色』の造りがね、総じて浅すぎるんですもん。行き切れてないと言うかね、無理ですよそりゃあ笑

で、個人的に編集の仕方とか映像の撮り方などで糞だ味噌だと言う事は殆ど有りません、いや、有りませんというか俺みたいなやつには其処まで詳しく判断出来ません笑
ま、其処はせいぜいで好きか嫌いかってトコだけですね。このシーンの見せ方が好きだった、とか、あのシーンでこの見せ方は無いんじゃないだろうか…なんて程度。

俳優とかも全然名前とか知らないくらいだから、演技力というヤツも良く分からんし。あ、ただね、キムタクはキムタクの役しか出来ない…とかね、その位なら分かりますよ笑
基本的に、映画を見ている時には俳優を"俳優"としてではなく、映画毎の『物語に沿った登場人物』としか捉えてないんですよね。
まず『演技』として捉えていないんです、『演技』と捉えると一気に白けちゃう人間なんですよ俺。こういうのは入り込まないと気が済まない笑

好きなハリウッド俳優?ジャッキーチェンとジェットリーです。…ね、この程度なんですよ俺にとっての俳優なんて笑

そういう意味で、『映像にしろ』『物語にしろ』入り込めない映画は、まずその時点で糞ですね。
銭出して借りて来ても観るの止めます。自分の感覚に対して余りにも得るモノが無いのなら、やっぱり時間が勿体無い。
皿も洗いたいし洗濯もしたい、飯だって作らないといけない、何より一カ月に休みが二日なんて生活の中での映画鑑賞タイムですからね。
いやね、分かってはいるんですよ。そういう作品はそういう作品でね、最後まで観れば得るモノは絶対にあるんです。

でも…まぁ要は、そういうのひっくるめて天秤にかけて"観た方が良いか""観ない方が良いか"のどっちに傾いだかって話なので御座います笑

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さて、具体的に作品名を上げて俺的糞映画を紹介していく前に、ここらでムジクりたいと思います笑

俺の中で糞映画の対極にある数ある作品の中で、直近では1、2を争うヒット作品の一つに『Kick Ass』という映画が在るのですが、今回のムジクはその劇中でも使用されていたこの曲、『The Dickies』より『Banana Splits』を紹介します。

The Dickies/Banana Splits

コレ、確か俺や本部長がこうやって音楽ブログを開始するキッカケとなった(尤も、本部長はそれまでに幾つもそういったブログは書いていましたが笑)みにまるさんのサイトで、確かみにまるさんが紹介してくれていた様な気がするんですけど、その辺はイマイチうろ覚えです笑

で、先にも紹介した『Kick Ass』という映画の中にですね、この曲に合わせてヒットガールという少女ヒーローが殺戮の限りを尽くすシーンがあるんですけど、もうそのシーンが強烈に気持ち良いんですよね。

"そのシーン"とは違いますが、どう気持ちが良いかを端的に表現した参照動画がこちら。

Kick Ass : Hit Girl

本当に、最高に最低で強烈に気持ち良いですよね笑

この映画は、こういうアクションシーン以外はスッゲェどうでも良いんですけど、このイカしたアクションシーンが抜けて好きなので最高に好きな映画の一つです。
チョコレートファイターやマッハが好きな理由と似てますね。ただ高い所でスタント無しアクションさせる時はせめてマットとか敷けプラッチャヤー笑

さて…では一応、このブログも音楽ブログなので笑、『The Dickies』の紹介もしておきますね。

1977年にLAで結成された、『LA初』とされるパンクバンドだそうです。どうしましょう、俺、まだ生まれてません笑
どちらかというとコミック色が強いらしく、この文章を書くにあたって参照した幾つかのサイトでも『コメディパンクバンド』と紹介されてました。

コメディでパンクとかね、このガチャガチャした喧しい感じね、コラどうながぜ(どないやねん土佐ver)
いやホント、音楽のジャンルとか俺みたいなんにゃよう分からんです笑

しかし、この曲は俺にとってガチに良い曲である、という事は間違いなく言える訳で、もう色々調べたり説明したりするの面倒臭いし、それだけで充分充分。ね笑

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さて、『亮にとっての糞映画とは一体どんなもんじゃらホイ』とこれまで説明してきた訳ですが、さぁ弱りましたよ。
何が弱ったかって、本当に糞だと捉えた映画に関しては俺、最後まで観たヤツがまず少ないし、例え観てたとしても此処で色々面白おかしく(ま、実際に面白おかしいかはともかく、気構え位はね、いつも持っている訳なのよ笑)書けないのです。何せ覚えていない、内容どころかタイトルすらも覚えていないのですよぉぉぉぉぉ!参った笑

そんな訳で、今回のテーマはこれにて幕。

ヒガシ、ヒガァ〜シィ〜(チョン、チョーン)

いやゴメン待ってステージにモノは投げないで投げないで、嘘です嘘です分かりました書きます書きますって。

まぁ、ちょっと糞くだらねぇ茶番挟みましたけど笑、そういう事でね、物凄くあっさりと三つほど"それでも記憶に残っている"糞映画で、なおかつ今まで各所(気になる人はそれぞれ調べろ)と被らないモノを紹介してみようと思います。

まず栄えある(いや、そんなものは無い笑)一作目に紹介するのはコチラ、2004年公開の映画『ヴァン・ヘルシング』で御座います。
コレはねー、あ、まず内容の説明でもしときましょうか。

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ヴァン・ヘルシング』あらすじ

ヴァン・ヘルシングという人が化け物狩っちゃうよ。最後には狼男になっちゃって凄いよ。

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いや、だって本当に紹介する程の中身が無いんだもの。しかもその上、殆ど覚えて無いんだもの。仕方がないじゃない笑

まずね、あの『吸血鬼ドラキュラ』にて登場するヴァン・ヘルシング教授を大胆にヒーロー化してるんですが、"そうする為の"サイドの地固め的設定がイマイチ浅いと言うか薄いと言うか。

確かこの映画『ヴァン・ヘルシング』における彼ってば実は記憶を失った大天使なんですよね。実はじゃねぇよ、何だよこの半端無いトンチン感はよ笑(ホントは頓珍漢って書くんだよ。ここのこれはワザとだよ。>勘違いしそうな一部のバカ共)

何つーか、もうホント『ヴァン・ヘルシング教授』を恰好良い伊達男な『モンスターハンター』に仕立て上げ、それがやれ実は大天使だわ、やれ狼男に変身するわとね…どうですか、このとっ散らかりっぷり。挙句、フランケンシュタインまで出てくるし笑
何度も言う様に全体的にうろ覚えなんですけど、ただね、『もう少し的を絞って作れ!』と思った事だけは確かに覚えております。

一言で言うとアレだ、チャラいんだ。そうチャラいんですよ。この表現が一番しっくり来ますね、兎に角チャラい笑

…しかし。

しかしですね、実は今まで列挙してきた事は『糞映画である』という一番の理由では決してありません。
大きな一、であるのは間違いありませんが、決して最たる一、ではないんですよ。

では、この『ヴァン・ヘルシング』の一体何がそんなに気にくわなかったか、と言えばそれは!
CGを余りにも多用し過ぎた嘘臭いアクションシーンにこそあるのです!!安い、薄い、浅い!!チャラい!!!!(結局そこか笑)

スピード感を出す事に拘り過ぎたんでしょうか、兎に角その辺をガンガンとCGで表現しちゃうモノだから、その弊害として一挙手一投足が物凄く軽く感じちゃって仕方無いんですよ。
個人的にはね、以前紹介したニンジャアサシンの様に要所要所でアクセントとしてCGを上手く絡めてくる分には全然良いんですよ。アレも殆どCGなんだと思うんですけど、あくまで"点の連続"として使用しているんですね。

それが片や『ヴァン・ヘルシング』では"線"での使用というか、あんな風に"蛇口を開けっ放しにしてただ水をジャージャー流し続ける"みたいにしちゃうと、まぁ安っぽいこと薄っぺらいこと笑

肉体を使用したアクションが大好きで、なおかつ西洋問わず百鬼夜行な設定も大好きな俺としては、それはもう物凄く期待してましてね。
その分、観終わった後のあの『やっちまった…』という脱力感だけは今でも克明に覚えています。ていうか、何か段々腹が立ってきたぞ笑