チンコロール…


あ、いや、センコロールは、何て言うか、個人的にはイマイチでした笑
これはですね、俺が一時期目指していたアフタヌーン四季賞の大賞を獲った事も有る『宇木敦哉』という方が、監督・脚本・作画と一人で手掛けた個人製作短編アニメーションなんです。

で、いつも通りwiki様より粗筋を抜粋させて頂くと、

※−※−※−※

奇妙な生物「センコ」を飼う少年・テツと、同じような生物を飼う少年・シュウとの間でモンスター同士の戦いが起こる。テツの秘密を知った同級生の少女・ユキはその戦いに巻き込まれる。

※−※−※−※

といった感じなのですが、いや、何て言うかね、この粗筋そのまんまなんですよ。
絵は嫌いじゃないし、流れとしても悪いとは思わないし…。

コレが例えば、連続放映全47話アニメーションの一話目、とかだったらね、大いに有りだと思うんです笑
要は、そういう作品です。短編だから、とかそういう意味では無いですよ?

俺個人として観た感想として、兎に角、『続きが観たい』と…まぁ、そういう意味です笑
このノリは嫌いじゃないんで、良ければもう少し『物語として仕上げてから』改めて発表して貰いたいですねぇ。今後に期待、という所です。

コレ以上はネタバレせずには語り様も無いので、今回はこの辺でご勘弁下さい笑

それでは、7月26日分の楽曲紹介に移ります。

THELONIOUS MONKEYS/Kera-Ma-Go(Full Version)

此処を最初からご覧の皆さまには最早お馴染み(で有ります様に笑)、俺が絶対の自信を持って大好きな(お勧めする訳じゃないのでお間違えなく)PS史上最高の…あ、でもU.F.O…鼻差で次点の(U.F.Oに負けた笑)名作こと『MOON』サントラ盤より、とうとう真打ち『Kera-Ma-Go』の登場です。

三枚組の再販版OST『The Sketch Of Moondays』にはMD(ムーンディスク).verという、実際にゲーム内で流れたショートバージョンも収録されているのですが、今回は折角ですのでフルバージョンを紹介します。

このセロニアスモンキースというバンドは、ラブデリックという旧スクウェアのスタッフが中心となって設立したゲーム会社(後に分裂してラブデリックは事実上消滅した)内で結成されました。

基本的にラブデリックサウンドコンポーザーの面々が名を連ねているみたいですね。

この曲はゲーム内に登場する『アイドルを目指しながらウェイトレスの仕事に精を出す女の子・クリス』の持ち歌として結構重要なポジションを担っていた…ような記憶が有ります笑

確か、この『Kera-Ma-Go』は読みを『ケラマーゴ』、コレは実はヒラケゴマを変形させたモノでして、MOONというゲームを詳しく知れば『なるほどねぇ』と頷いてしまう状況で使用されたりしま…した筈です笑

セロニアスモンキースの面々はこの曲を作った時に、前述したクリス(その時はクリスという名前では無かった)の設定も有って『10歳のアメリカ人の女の子』をボーカルに、と考えていたのらしいのですが、丁度その時にその条件にぴったり合致する『シューリー・クリスタ』という女の子が身近に居たらしく、その子に歌って貰ったらしいです。だから、キャラクター名も『クリス』になったんですね笑

実際の画像もサントラ盤付属のライナーノートに載っているのですが、写真で観る限りは可憐な少女といった感じで、ちょっとゲームキャラの方がバタ臭い感じとなっております。でも、この辺りの絵のセンスが凄く好きなんですよね、俺。
U.F.Oのキャラなんてもう…堪りません笑

さて、肝心の曲ですが、マリンバスティールパン"風"の織り成すリズムに、まるでスキップしている様に軽く弾むボーカル、途中から合流するコンガ"的"なパーカッションから感じる土と草と太陽の匂い…もうね、全てにおいて秀逸だと言わざるを得ない訳ですよ。

もう好き過ぎる、この曲笑

広い、広い、兎に角凄く広大な…穏やかな…その裏には悪意すらちょっと感じる作為的で不自然な程の、穏やかで、広大な世界…これこそが『MOON』笑

因みに出すね、このMOONというゲームにて電波サルというキャラクターが『ガムラン』という楽器をやっているのですが、俺は此処で初めてガムラン音楽(本来は楽器単体の名称ではなく民族音楽の総称)に出会い、一気にドはまりし、今に至ります。

兎に角、実に様々な所で多大な影響を受けているんですよね、このゲームには。

…まだまだ、このゲームの楽曲は紹介していきますよ笑