高知県って、皆さんからすれば何かと『海』に関するイメージが強いかも知れませんが、実は県を占める森林率が84%なんですよ。


どうも、野生児こと俺です笑
えー、本日は8月5日という事でして、その、スミマセン、一日サボりました。

といいますのも、昨日はですね、DVDを鑑賞していたのです。そうです、『時をかける少女』と『サマーウォーズ』を一気に見てみました。細田守2連荘!笑
とある方から『時女で感じる何となく面映ゆい感じを夏闘で吹き飛ばせ』という指示を頂きましたので、それに従ってみた形ですね笑

そんな訳で、まずは『時をかける少女』を観て感じた事を書いてみます。
…今回から、マッハ2の時よりちゃんと書いてみますね笑

2006年リリースの『細田守』監督作品で、キャラクターデザインにあのエヴァンゲリオンと同じ『貞本義行』、アニメーション制作は『MADHOUSE』です。
時代の流れなのか、最近は制作会社の名前が良く表舞台に出てくるようになりましたね。いや、昔からそうか?笑
因みに、俺がDVDを持っている数少ない映画作品の一つ『PARTY7』のOPを手掛けているのも此処ですね。

この作品は『筒井康隆』の同名小説を基に作られているのですが、コレ、実はストーリーとしては小説の続編的位置づけなんですよねぇ。

俺は、中学〜高校時代に狂ったように和洋ジャンル問わず小説などを貪り読んでいたのですが笑、その時に小説版を読んだ事が有りまして、いや、このアニメを見るまで小説を読んでいた事自体すっかり忘れていたのですけれど、アニメを見ていく内にその事実を思い出しました。
『魔女おばさん、コレ、アレやないか!!』て、クライマックス導入部の『写真』を見てようやく気付いた次第です。絵とかね、符号は幾らでも有ったのにね笑

逆に言うと、其処に気付くまでずっと『ストーリーは原作オリジナル小説まんま』だと思っていたのです!泣きそうです笑

えー、しかし、いざこうやって考えてみますに、ことネタバレせずに書くとなると随分難しいモノなんですねぇ。
一寸、いっそネタバラシまくりで駆け抜けてやろうか!と自棄になり掛けましたが笑、流石にそれはちょっとあんまりだとも思いますのでね、頑張ってどうにかネタをバラさずに書いてみます。

ジャンルとして一言で言い表すと…『ジュブナイルSFラブコメディ…伝奇』?一言どころかグダグダやないか笑

まぁ兎に角ね、『高瀬くんが実は一番可哀想だった』という事に尽きますね。
結局、それも『無かった事』にはなっていますが。

スミマセン、真面目に書きます笑
では、まずは粗筋をwiki様より抜粋させて頂きましょう!

※−※−※−※

東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。

最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなある日、仲の良い2人の男友達との関係に、微妙な変化が訪れていく。

※−※−※−※

以上、まぁそんな話です。個人的に一番盛り上がったシーンは、やはりクライマックスへ向けての導入部ですかね。
出来る限りネタバレしない様に気を付けつつ具体的に書きますと『真琴が夜の街に飛び出し跳躍する』シーンです。

『よし、行け!行っちまえ!!』て気持ちになりました笑

アニメ作品としては全体的に丁寧に作られているなって感じましたね。
箱庭的な小さな世界で繰り広げられる話ですので、タイムリープ(時間跳躍)なども、観ているだけですんなりと理解出来ます。

こういう作品を楽しむコツとしては、『矛盾点』などを見てる最中に真剣に考えたりしない事だと思います。
あまりにも酷い設定じゃない限りは、『そういうものなんだ』で済ませましょう笑

肝心なストーリーとしては、んー、好みは勿論有りましょうが、俺としては結構好きですね。
何て言うか…甘過ぎず酸っぱ過ぎず、タイムリープなんて不思議ちゃん状態ではあるモノの、ただそれだけがちょっと他と変わってるって言うだけの、青春時代の淡い恋の始まりの始まりと始まりの終わりまでと、そこにおける一人の少女の成長を描いた話です。

エンディングも、俺個人としてはハッピーエンドだったと思うんですが、そこは受け取り側それぞれの、また物質的か精神的かって切り口などでも、割と分かれるかもしれませんね。
ただ、映画に対してこういうのを求めるのは甚だ野暮だとは重々承知した上で、それでも敢えて言わせて貰えば『ちょっとした後日談』みたいのがスタッフロールの後に欲しかったです笑

…出来る限りネタバレしないよう頑張ったつもりですが、コレだと逆に見ていないと全然楽しめない内容になってしまいました。スミマセン笑

ちょっとした甘酸っぱさを疑似体験したい時などに気楽に観る分には良い作品じゃないでしょうか。

…最後に、俺はこの作品を観ながら酒を呑んでいたんですが、ちょっと呑み過ぎてしまったのか、先にも述べたクライマックスへの導入部にて余りに盛り上がり過ぎてしまい、感極まってちょっと泣いてしまいました笑
いやぁ、今までかなりの数の映画を観てきましたが、泣いたのはこれが初めての経験です。

某所で『火垂の墓』の話が出ていましたが、今なら号泣してしまうかもしれません笑

当時はもう色々な事に腹が立って腹が立って仕方が無かったんですけどね。皆が泣いてるシーンで俺は逆に激しい怒りを覚えていたのです。
『何でこんなに可哀想なんだよ!こんなに可哀想に作るんだよ!!おい、ちょっと監督呼べバカヤロウ!!』ってね、それが、あの作品が大っ嫌いな理由です笑

では、7月23日分の楽曲紹介に移りたいと思います。

OORUTAICHI/Beshaby

OORUTAICHI』より、『Beshaby』です。

先日、此処の余談にてチラッと書いた『dommune』というサイトにて、彼の生演奏を聴いた瞬間ドはまりしてしまい、結局、聴きながらアマゾンで購入してしまいました笑

ヤバいですね、このチアノーゼ寸前の極限状態にて不意に見えてきそうな…サイケデリック・エレクトロ涅槃ミュージックとでも言いましょうか、この『スレスレ』な感じ。

内に押し込み押し込み濃縮し凝縮された高密度な何かが一気に解放されて凄い深度からゴゴゴッと外を目掛けて吹き上がる様な…あー、この感じ、この解放感、堪りません笑

彼の紹介については、はてなキーワードにてリンクが有りましたので、そちらをご参照ください。
因みに、彼は『ウリチパン郡』というユニットも組んでいるのですが、コッチはこっちでかなり良いです。