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7月19日分に引き続き、8月1日の更新です。
さて、ここにきて新カテゴリ『俺シネマ』の登場で御座いますが、まぁ、前日分で書いた5作品の感想でも書こうかと思っての新カテゴリですのでね、それ以降も書いていくかっつったら、それは未定で御座います笑
個人的にどうも向いていないんですよ。
いやホラ、ムジクの記事を見て下さってたらお分かりだと思いますが、どうも自分は芯に入り過ぎるというかですね、音楽にせよ、映画、小説、漫画にせよ、何と言いましょうか、観たり聴いたりしてる内にどうも没頭し過ぎまして、結果、とても主観に寄り過ぎた事になってしまうんですね。
その…映像や音などから、他のレビュー等を書いている皆さんの様な裏も読めませんし、こう色々なバックボーンに明るく無いモノでして、結局、いざ書いてみた所で『面白かった』『つまらなかった』だけのモノにしか仕上げる自信が無いんです笑
ですから、まぁ、俺シネマだなんてカテゴリを作った所で大した事も書けないと思われますので、皆さんにおいてもそのつもりでね、暖かい気持ちでお付き合いをお願い致します。
さて、それではこれより『マッハ2』に関しての感想を書きたいと思います。
これはタイの同名ムエタイ・アクション映画の続編ではあるのですが、ストーリー的には一切繋がりが無いです。
敢えて言うなら、『ノリが続編』みたいな感じですかね笑
格闘技アクションとしては、俺が今まで見てきた中でもかなりの出来だったと思います。
兎に角、その動きの一つ一つがハンパ無く重いんですよ。
例えば、ジャッキーの映画はその動きこそスピーディで凄いんですけど、一撃一撃が軽いというか、あくまで『型』として約束されている動き…と思える節が少なからず有るんですが、このマッハ2は、少なくともそう思わせない位には一撃一撃が重いのです。
いや勿論、『約束されている動き』では有るんですよ?…有るんですけど、あの重さは本気でやっています。多分、俺とか一発で死ねます笑
そうして、このマッハという映画は前作もそうだったんですが、地味に楽しみなファクターとして『異種格闘』というモノも有るんですね。
因みに、前作では『カポエラ』『功夫』『プロレス』などが登場したのですが、今回はさらにマニアックでして、俺の分かる限りでも『居合道』『合気道』『功夫(酔拳、蛇鶴八歩的なアレ笑、洪家鐵線拳的なアレ笑)』『カリ・シラット』等々…いやね、その他にも鎖鎌や手斧、三節棍、挙句に縄標(うしおととらの飃が使用していた暗器)なんかまで登場する始末でして、もうね、個人的には涎が止まりませんよ、コレ笑
特にカリ・シラットが俺のイチオシですね!冒頭から中盤くらいまでの出番では有りましたけど、ぶっちゃけ一番恰好良かった笑
これは中々目にする機会も無い格闘術なのですが、インドネシアの軍警察などでも採用されている伝統武術でして、兎に角、カランビットを使用したあの美しい動きの殺人術は一見の価値ありですね。
…え?ストーリー?
あー、いや、そのね、ことその点に関しましては、ジャッキーの中国映画と同じく、期待してはいけません。
そりゃアンタ、そもそも期待する事自体が野暮ってもんです笑
多くを語るとネタばれになるので此処はグッと堪えますが、そうですねぇ、一言だけ言わせて貰うとすれば、特に結末です。あの結末を観ると、十人中十人が『え?アレ?お、終わり?』と思う事は間違いないと思います。
かくいう俺もビックリしました。あのね、アレは夢オチより酷い。業オチなんて初めて観ましたもん、俺。
アレも仏大国タイならではのオチなんでしょうか笑
十人中十人面喰らって、そうして百人中では九十八人が面喰らうと思います。あとの二人はですね、きっと職業は『住職』とかです笑
彼らはモニターを見ながら深く頷き、合掌して、頭を深々と垂れながらその場を後にする事でしょう。
もうね、逆にあのオチの為だけに皆さんには観て貰いたいと言っても過言ではない位、何て言いましょうか、『日本とタイのお国柄の違い』を痛感するオチでした。それは無い、それは無いだろう!と俺個人としては心の底からそう思いました笑
『物語が収まりつかなかったのでここらで無理矢理終わらせたいと思います』的側面も勿論あるのでしょうけれども、まぁね、どちらにしろマッハにはアクション以外期待してはいないので、作品としては全然OKです。
ジャッキーが腑抜けになった今、3も心待ちにしたいと思います笑
そんな訳でね、次は『時を駆ける少女』の感想を書く予定です。…この俺が、時を駆ける少女のレコメンズを書く訳です。超レアですね笑
よし、余談は此処まで!
引き続き、7月20日分の楽曲をお楽しみください。
以前に1ムジクでも紹介した『OE』の別名義であるソロプロジェクト『CAPTAIN FUNK』より、俺が一番好きだった頃の彼の曲こと笑、『Losin'My Way』です。
コレはですね、数あるテクノミュージックの中でも間違いなく俺ベスト10に入る曲なんですよね。
この『何処となく80年代エレポップを思わせる流れ』や『サイケデリック極まりない展開』、そして『同じフレーズをただ機械的に繰り返すロボットボイス』…これこそ、俺の中でのモスト『サイバネ・フューチャー・ミュージック』な訳であります!
また、このPVの監督であり、多分キャラデザから何から手掛けてもいるのであろう『小林治』が俺、大好きでして。
このゲロキッチュな原色ギトギトのテクノワールド・アニメにしたって、もう本当に堪らないんですよね。
このPVを深夜にスペースシャワーTVで目の当たりにした時、余りの良さに時間を忘れて見入ってしまいました。因みに、途中でルパンが登場したりしますよ。
もしも自分がアニメ作品とか作るなら、間違いなくコッチ系ですねぇ笑