おお…ぉぉぉぉお、おおぉ…


いやぁ、今日(7月24日)は割かしダレました笑
朝の五時から数百袋の肥料を下ろし、土佐市高知市間を2往復半の縦横…いや、高知県の形からして縦横無尽というか敢えて言うなら横無尽…

オウム人『ポッポー!コンニチハ、土鳩だよ!』

スミマセン、もうオウムが鳩だと名乗ってても別にどうでも良いくらい疲れてます笑

よし、じゃあ今日はクリーニング業に従事してた頃の『印象に残ってる顧客』の話でもしましょうか!
取り敢えず箇条書きにて、ならならっと上げていきます。


★かつてのパンパン屋さん

パンパン屋さんっつって、此処見てる人で通じる人居んのかなぁ笑
要は連れ込み宿って事なんですけど、祖父が俺くらいの歳だった頃に『パンパン屋』さんとして地域に貢献していたらしい(笑)その宿にね、布団を取りに行った事があるんですよ。
最初、そんな事は全然知らないまま、まぁ普通に『旅館だろう』くらいの認識だったんですが、いざ訪れてみるとですね、こう…明らかに空気が違う訳です笑

もうスゲェ化粧したケバいオバンというかババァというか、そういうのが出て来てですね、軽くシナを作りながら布団を置いてる部屋まで案内してくれまして、もうそれだけで『僕、お腹一杯!』な感じだったんですけれども笑、宿の中に入るとこれがまた…いやはや何とも…『ニッポン無責任野郎』的なポスターがね、壁にはベタベタと貼られてて、床も何か気持ちネバネバするような気がするし、こう、多分そこにはそういう類の結界が張られていたに違いないとしか思えない(どういう類だよ笑)異次元空間が広がっていました。

しかも、普通に居る訳ですわ、80オーバーと見受けられる客が…戦争を実際に経験してそうな爺さんが笑
思わず『80過ぎの男と70前の女の繰り広げる夜の大相撲春場所』を想像して、20代の僕はもうそれだけで色々な頭がションボリです。

『ああ、此処は俺の居ちゃいけない世界だ。英語で言うとネバーランドだ。…床もネバネバだし。』

そんな事を考えながらね、早く帰りたい一心で預かり証を切ったのを覚えています。ま、配達にも俺が行きましたけど笑
あの布団も、いわば『土俵』…だったんでしょうねぇ。フヒヒ


★お客さんが別荘に行っちゃった

これはもう或る意味でまさしく『言葉通り』なのですが、要はですね、税金で運営される三食仕事&檻&監視付きの国民の別荘にお客さんが入っちゃってて、銭も貰えないし布団は行き場を失っちゃうし…という、非常に悲しいお話です笑
ぶっちゃけ、893屋さんだったんです。
つっても、寧ろお客さんとしては金払いの良い上客なのですが…少なくとも『上客だった』のですが…ねぇ?笑い

布団は暫く保管した後、規定に従って廃棄しました。


★THE.猫屋敷

これも上得意客だったんですが、このお客さんは兎に角ね、まぁ野良猫を拾う拾う…拾うこと火の如し!な勢いで訪れる度に猫が増えていく訳ですよ笑
玄関に常に10個位のケージが置いて有りまして、そのそれぞれに名前が書いていました。

俺は決して猫さん嫌いでは無く、いや寧ろ愛でる対象としては犬さんに次いで好きなんですけど笑、残念ながら重度の猫アレルギーでしてね、このお宅を訪れる際にはいつもとても辛い思いをしておりました。なにせ呼吸が出来ないんですもん。

しかも、これは猫さんを飼ってる人たちは慣れ過ぎてて分からないんだろうと思うんですけど、猫さんの御排せ物はそれはもう刺激の強いモノで御座いまして笑、他のお客さんの布団などに臭いが移らないよう万全を期す必要があったんです。
洗う時もそれのみで洗ってましてね、その分、料金も特別価格を頂いておりました。ですから、行くたびに『餌代とクリーニング代で潰れそうだ』なんて愚痴られてましたねぇ。知るかよ!笑

でも、このお客さんは本当に優しい人でした。


★スカトロプレイは止めて下さい、あとローションプレイも程々にして下さい

汚い話でスミマセン、要はそういう事です笑
いやね、こういう仕事をしてますとね、やっぱり出てくる訳ですよ。ラブホテルからも布団が、夜の大一番後の布団が笑
もう多くは語りませんけど、あのね、もう少し手加減してやっては頂けませんか?マニアの方々笑

でもね…実はね…目にして一番ブルーになるのは実はタイトルの類の布団では無く、赤い血がポツポツッとだけ付いてるシーツだったりしました笑
何かこう、切ないと言うか…。ああ、これは聖痕だ…と思うと、それを見ちゃった事が申し訳無くって笑


…はい、というわけでね、第一弾はこの辺にしときましょうか。
他にもまだ随分とあるので、後はまた小分けに出して行きますね笑

それでは、7月14日分の楽曲をお楽しみください。

AMEPHONE/SPRING THUNDER

さぁ、とうとう登場と相成りました『AMEPHONE』より、『SPRING THUNDER』の紹介です。

この曲の、この…ただCDを再生しているだけなのにスピーカーを通して漂ってくる『さも目の前のステージで演奏している様な』この臨場感、単純な『音』ではない、何と言うか、その『空気感』が本当に堪らないんですよね。

それは何処かで耳にした事がある音の様で、それでいて同時にその全てが初めて耳にする音の様な…懐かしくて新しい音の奔流なのです。
そんな『音の奔流』を通して見る景色、情景…それは見せられるモノでは無くて、あくまで見る、つまり受け取り側それぞれのこの音に対するアンサーというか、そこまで含めて一つの楽曲なんだなって感じたりもします。

さて、このアメフォンという方に関しては俺もあまり詳しい事は分からないのですが、様々な国や地域を回って環境音を録り貯め、アジア中心のワールドミュージックと切り結んで独自の視点から構築、昇華させた独特の『音』ひいて『風景』を作り上げていく…そんな音響作家、だそうですね笑

様々な奏者と作り上げた和製アンサンブル楽団にて、今回の『SPRING THUNDER』や、至極実験的な吹奏楽部の或る日の練習系(笑)楽曲『PLASMA VISION』など、同じ方向性ながら多角的な視点により、まるで万華鏡の様に色彩豊かな景色を楽しませてくれます。

個人的には、多少ノイズ込みのザラついた音質がまた堪らない訳です笑

♪日が暮れて(ハイ)酔いつぶれ(ハイ)あの人見つける夢の中、足元散るのは梅の花
♪太鼓橋、寒いね、白い月黒い山銀の壺(ハイ)
♪バナナの葉、焼き鰹、砂の道駆ける足の裏、冷えた土、水牛の水浴び、鰯雲、、、

♪にわか雨


最強ですね。この雰囲気、向かうところ敵無しです笑