世界サッカーもひとまず放送が落ち着きまして、ようやく1ムジク更新に集中出来るようになりました。


ですが、つまらない。嗚呼、物足りない。
晩10時くらいから何処かと何処かの国の試合が有ったとは思うんですけどね。

テレビ番組は改変時期特有の糞みたいのしかやっていませんし、相も変わらずフーディーズチャンネルを見ています。

中国(台湾)の精進料理こと『素食』の特集をやっているのですが、取り敢えず、取り敢えず、オイ、そのBGMがエンヤってどういう事や笑
あんまり兎や角言うつもりはないけれども、もうちょっとだけ、ね、もうちょっとだけホラ、TPOに合わせるとかさ、そういうのって有るじゃない?

でも、この素食ってちょっと凄い。エンヤをBGMにチョイスしたりしちゃってる番組制作会社は兎も角、素食は凄い笑
豆腐ハンバーグとか後から来いの、『大豆と豆腐』の海老もどき料理、『大豆の繊維を使った』ビーフステーキ風…食ってる評論家的オッサンが言うには、そのモノとは言わないまでも"結構近い"らしいですよ。
『あー、成程な』って感じらしいです。

インドなんかは『豆は豆として』『野菜は野菜として』のベジタリアンなんだそうですが、中国の発想として『肉以外の精進食材で肉の味を出そう』みたいなのが有るらしく、兎に角『食に貪欲』っていうのを根底に感じるそうです。

んー、一度は食べてみたいですねぇ。でも、中国、台湾かぁ。
いざその気になりゃ案外簡単に行けるんだろうけど…やっぱり何か嫌かな笑

さて、そんな今日6月23日に紹介する6月18日分の楽曲はこちら!

Magical Power Mako/宿薬師念仏鐘はり

俺はTPOを考え、今回の余談にバッチリとハマる一曲を持って来ましたよ笑
『Magical Power Mako』より、『宿薬師念仏鐘はり』です。

※↑21時過ぎ、↓只今、翌日深夜1:09笑

くそ!くそ!サッカーめ!…イングランドVSスロバキア、お、面白かった。(結局、集中できてネェじゃねぇか笑)
手に汗握る、と言うのはこういう事なんですね笑

…仕切り直します。

この音源は、多分…タイトルから推測しますに『薬師念仏鉦(かね)はり』という、武蔵村山市にある薬師堂で行われる祭りをそのまま録音したものだと思われます。
コレは太鼓と双盤に合わせて念仏を唱える『双盤念仏』というモノで、念仏特有の独特な節が神妙な気持ちにさせてくれる、内省にも向いた詠と言えます。
東京のお祭りの一つみたいで、『都の無形民俗文化財』に指定されているそうですね。

そんな霊験あらたかな祭事の音源を、マルッと切り取ってサンプリングしちゃったという、或る意味でとても乱暴な楽曲な訳です笑
ただ、個人的には中々参加出来ないこういった祭事の空気を感じ取れる数少ない音源でも有りますので、かなり有り難いモノでは有ります。

さて、このマジカルパワーマコと言う人…かなりアングラなアーティストでして、俺は彼の素性や音楽活動の詳細など、その殆どを知りません。
wikiによると、静岡県出身で本名を『栗田誠』といい、年齢は現在50代半ばみたいですね。

この人に関しては、本当にジャンルとかで括るとかそういった考え方自体が至極アホらしく思えるほど様々な楽曲が有りまして笑、今回の様な乱暴サンプリング楽曲で言えば、ただ延々と屋久島の川のせせらぎをサンプリングしただけとか、ブッディズムと言う副題を銘打った御詠歌のサンプリングとか、ねぷた祭りを延々と…(略)

そのどれもがね、冗談ではなく、じっくり聴いてると本当に良いんですよコレが。
そのナチュラルノイズとも言える様な音楽は、ただそれだけで、ただ"在る"だけで幾重もの"意味"や"情景"を見せてくれるのです。
全ての奏法は、楽器は、音楽は、全て此処から生まれ出て此処に還っていくのでは無いのだろうか…そんな風にすら思わせてくれます。

勿論、そういう乱暴なサンプリング楽曲(笑)は彼の楽曲のごく一部分でしか無く、以前みにまるさんの所に貼った曲の様な『(彼曰く)宇宙人との交信のための音楽』や、その前段としてアナログシンセとパーカッションを駆使したトラッド、アンデスフォルクローレ)調の曲など、エレクトロニカからワールドまで多岐に渡り、そこがまら堪らないんですよね。
今現在は完全にネット上から削除されていますが、彼の関連HPにはエレクトロ・ハトヤ(イトウニイクナラハトヤ)なんかもアップされてまして、またその曲なども凄く良かったんです。…新しいPCへのデータ移行時、何処かに紛失してしまいましたが悔

まぁ、そんなこんなでですね、兎に角、今回の曲はかなり好きな一曲なのです笑