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隊長杯、盛り上がっていますね。
俺としても、今回はまずまず仕上がってる様な気がします笑
やっぱり何年やって来ても、ネタ投稿の回転数の高い無制限企画っていうのは年甲斐も無くワーッてなって笑、面白いですね。
だもんで、本来はこんなモン書いてる場合じゃないんですよ。投稿しないといけないんですよ!笑
とはいえ昨日もサボっちゃったんで、せめて今日(5月21日)はサラッとでも消化しておきたいと思います。
そんなわけで、5月13日分はアラヤヴィジャナの1stアルバムよりムラノオンナタチを紹介したいと思います。
みにまるさんの所で『朝崎郁恵×ヨシダダイキチ』ってユニットを紹介した事があったんですけど、そのヨシダダイキチを中心に結成された和製民族アンサンブル楽団とも言えるユニットです。
ヨシダダイキチのつま弾くシタール(インドの弦楽器。)を筆頭に、
タブラ(インドの太鼓。)、
ホーメイ(ホーミーと限りなく同義に近い類義唱法らしい。要はその出自の違いで、ホーミーはモンゴル、ホーメイはロシアのトゥバ共和国なんだそうです。)、
イギル(モンゴルの馬頭琴の原型と言われるトゥバ共和国の擦弦楽器。俺もこの記事を書くにあたって初めて知った楽器です。何回も楽曲は聴いているのに笑)、
マリンバ(でかい木琴笑)、
あとはドラム、パーカッション、ベース…と、随分様々な楽器の奏者が参加しているみたいです。
そして、コレは今回紹介してる楽曲に使用されているのかどうかも、またその当時に参加していたのかどうかも分からないのですが、説明サイトによれば他にも…
カホン(南米ペルーやスペインで使用される四角い木箱型の打楽器…らしいのですが、四角い木箱にしか見えない笑)、
口琴(ユーラシア大陸全体に見られる楽器だそうです。形状や演奏方法に関しては…その、ちょっと説明のしようが無いです笑)、
パカワジ(北インドの代表的な両面太鼓で、タブラの原型と言われてるそうです。)、
等々の一般的な日本人にはあまりピンと来ない楽器がその名を連ねています。
『ある一種の民族や国、奏法にとらわれない』自由な、不定形な、それでいて…いや、だからこその不思議さや奥行き、ある種の神性すら感じてしまう笑、そんな神秘的な楽曲が多いように思います。
どちらかといえば、オリエンタル色が強いですね。
そしてまたレーベルが独特というか、あの手塚治虫の長女が設立した『MUSIC ROBITA』に所属しています。
火の鳥・未来編に登場したロビタをふんだんに使用しているCDのジャケを見てお得意のジャケ買いに走った俺としては、『ああ、だからか』って感じです笑
今回紹介しているこの曲も『火の鳥』をイメージして作られてるのかなって、そういうレーベルに所属しているという事実を知ると何か段々そんな気がしてきますね。
まぁソレは兎も角、この曲を聴いてると『農村の女性達が、川で選択したり、ジャガイモの皮を剥いたり、家畜に餌をやったりしながら、素朴で地味なんだけれども華やかに躍動している情景』…みたいのが思い浮かんできます。
凄く穏やかで、何処か懐かしい…多分、DNAレベルから来るセピア色の想い出。
種としての想い出というか、そういう根拠の定かでない懐かしさを感じますね。
望郷の念、と言っても良いかもしれない。
個人的には、このユニットで『メトロポリス』をイメージしたアルバムなんかも作って頂けないかなって思いますね笑
是非、聴きたい笑
遥か高次からの宇宙意識というか…和とか洋とか超越した角度からのメトロポリス・ミュージック…そういうのも、このユニットなら決して不可能じゃないと思うんです。