毎度、亮です!必殺技はボディブローです!

顔は殴っちゃダメねー。


いや、俺ね、ずっと自分は『人と違う視点で、人と違う事を』なんて考えていたんですよ。
実際、異端ってのは間違いなくあって、これまでも『変わり者』で通って来たし、今でも自分は変わり者だと思うんですけども。

だからこそ、『人とは違う視点で、人とは違う事を』とずっと考えていたんです。

ですけど、ふと思ったんですよ。
『だからこそ』、なんですよね。『変わり者』だからこそ『人と同じ物を見て、人と同じ事を感じないといけない』んじゃないかって。
ベースを何処に持ってくるかの話なんですよ、要は。

変わり者である事をいまさら苦痛に感じたりは勿論しませんけど(寂しく思う時はあります笑)、そこを一つの『武器』として生かしていく為には、やはり『人と同じ物を見て、人と同じ事を感じないといけない』んです。

手札はどんどん増やして行かないと。視点が違えば、例え同じ経験でも視点それぞれで『違う感覚』が手に入るんですよね。
でも、そこだけ手に入れてるだけじゃ手札は増えないんです。だからこそ、同じ経験を様々な角度から感じないといけない。
圧倒的多数に対して『認められる』手札としていかなければならないんです。

そして、俺は俺の事を『変わり者』だと称していますが、そもそも『変わり者では無い人』なんて居ないんですよ。

根底は人それぞれ、『没個性の時代』なんて言っても、やはりその人の世界はその人にしか見えていない物なんだと思うんです。
十人十色、百人百様、人の数ほど『価値』はあるんです。

そこを認めた上で、例えば自分が好きな物を人は嫌いと言い、人が嫌いな物を自分が好きと言う中にあって、自分がその物に対してどういう風に感じているのかをしっかりと踏まえた上で逆の視点を…だからこそ『人と同じ物を見て、人と同じ事を感じようとする』事が、人の気持ちを理解すると言う事となり、ひいて自分という物を成長させる糧にもなりえるんじゃないかと。

共感は出来ずとも理解をしていけば、相手の心も分かり、それは人と交錯する上で大きな手札となりえる筈なのです。

勿論、人にただ同調しているだけじゃ、それはただの答え合わせでしか有りませんけどね。
出る杭うっておしなべるを良しとした『なかよしこよしごっこ』こそが、俺にとってはもっとも唾棄すべきものであります。そこに成長があるとはとてもじゃなけど思えないですから。

『人と同じ物を見て、人と同じ事を感じようとする』事は決して安易な同調では無く、人を理解する事から始めないといけません。
でないと、その薄っぺらい同調はきっと簡単に見抜かれてしまい、自分の評価を地に落とす事になるでしょうね。

そんな事を考えながら、この1ムジクを更新しているのです。

好きな物を好きと言い、嫌いな物を嫌いという為に。それを人に知って貰い、あわよくば理解して貰う為に。自分も理解したいから。

…スミマセン、今、今年最大級ともいえる大嘘をつきました笑

そんな事を思いながら更新した事は、これまででたったの一度も無いのですから!笑

The New Pornographers/Electric Version

というわけで(どういうわけや笑)、本日(5月14日)紹介する5月8日分の楽曲はこちら、ザ・ニューポルノグラファーでエレクトリックバージョンです。

彼らはアメリカのインディーズレーベル『Matador Records』に所属している、カナダ発のパワーポップ・バンドですね。

因みに、マタドールにはピチカートやコーネリアスギターウルフも契約をしていたようです。
ピチカートとコーネリアスは知っていましたが、まさかギターウルフも契約していたとは笑

それはそうと、ニューポルノグラファーで一番好きな曲は、みにまるさんの所でも紹介したようにやっぱり『The Laws Have Changed』なのですが、まぁ、折角なので今回は違う曲を紹介してみました。
底抜けに明るくて、何と言うか聴いててただ無性にヘッドバンキングしたくなるようなこのノリ、彼らの曲の中でもかなり好きな部類です笑

変にフラフラした甲高い男性ボーカルと、それとは逆に割としっかりしている女性ボーカルのハモリ具合も、これがまたとても良いですね。

この記事を書くにあたって色々調べてたんですが、どうもまた新しい音盤をリリースしている様で、早速今度購入しようと思ってます笑

イメージとしては、


ギラギラと照りつける太陽の中、ただアスファルトを歩く。
抑えきれない腹の底の底から来る凶暴な気持ちに身を任せ、人の目も気にせずにネクタイをむしり取り、地面に叩きつける。

特定の何かに腹を立てている訳じゃない。ただ窮屈なのだ、この身を締め付ける何かが、堪らなく窮屈なのだ。
引き千切れ、引き千切れと、腹の底の底に居る何かががなりたてているのだ。
喰らい付き、引き千切り、解き放て!そうがなりたてている凶暴な何かを押さえつけるのに、少し疲れたのだ。

だから、もう今日は会社に帰るのも止めにして、家路を急ぐのだ。

冷えた缶ビールが俺を待っているから!


以上、もう本当に閃きにも似た直感だけで書きましたので、明日聴けば今日とは全く違うイメージになると思います笑