よし、さぁ一気呵成に畳みかけますぞ!

というわけでね、取り敢えず風呂の湯張り待ちであるこの時間を利用して4月17日分も消化してしまいましょうか笑


何か最近はどうしても文章量が多くなり過ぎちゃって割としんどいので、今回はサラッといき…いけたら良いなぁ笑

Special Others/Surdo

去年一年の内で出会ったアーティストの中で一番の大当たりだった、といえば間違いなく彼ら、スペシャアザーズです。
この曲は『STAR』というミニアルバムに収録されていますね。全体的に粒揃いなモノで、選曲するのに随分手間取りました笑

基本的にはインスト曲が多い彼らですが、以前T&Rなどで紹介した『laurentech』の様にボーカルが入ってる曲も稀にあります。
ただ、歌詞は公開されてないみたいですね。

因みに、見た目は髭もじゃのアルペニストみたいな四人組です笑

『laurentech』や『PB』と言った曲は、PVも結構良い感じなんですが、残念ながら消されちゃってました。ちっ。

イメージとしては、


序章。

例えば、目が覚めて、煙草を一服、あくびを一つ。顔を洗い、歯を磨き、軽く髪を撫で付け、鏡に向かってネクタイをしてる時の、一日が動き出す直前の様な。
例えば、寒い冬が終わり、暖かな春が訪れる直前の、山々に鮮やかな新緑が薄く萌づく様を目の当たりにした時に覚える、静かな高揚感に包まれた三月の様な。
例えば、母親の胎内で、人が人として形取る前の、幾億年も前から繰り返してきた進化の歴史をゆっくりとその身体でなぞりつつ、高らかに生を叫ぶその瞬間に想いを馳せている時の様な。

そんな、始まりの始まりから始まりの終りに掛けて流れる、序章の様な曲。


ですかね。
訥々と呟くように刻まれていくキーボードと、そこに絡むように段々盛り上がっていく饒舌なドラムやギターのリズムが、様々な物語の導入部に感じる『新しい始まりに対する期待感、ひいて覚える静かな高揚感』を連想させるんですよ笑

映画館で、観たい映画が始まる前に流れる様々なCMを眺めてる時のような感覚に似てます。