★放浪虫(2011・神奈川)・目次

※二日目その10

2011年、9月28日。

江ノ島水族館をさらに進む。進む。
と、それは突然であった。突然、眼前にヤツが、ヤツが!!



そうなのだ、江ノ島水族館にガニメ、現る。

怖いですねぇ〜。(怖かねぇよ)


コレはアレだ、下のニョロッてる縞々のがウツボだ。
黄金伝説でよゐこのあの有野じゃない方が『とったどー!』した後に醤油かなんか塗りたくって蒲焼き風に焼いて食った魚だ。

中には『えー!何この有野じゃない方、こんなの食べるのー!エンガチョ!』と思った方も居ただろう…いや、居ないだろう!
全国広しと言えど、エンガチョなんて使うヤツは居ないだろう!そうだ!

そんなヤツは、やっぱり居ない!!(そこはいいから、話がややこしくなるから)

もとい、我等が高知県民からすればそうはいかない!有野じゃない方の調理方法に対して勿体無いなとは思えど、うつぼを食うこと自体にエンガ(だから!)、うむ。(うむ。じゃねぇよ)
もといもとい、うつぼを食うこと自体には何の違和感も無いのである。
俺からすればこの画像にしても、ご馳走が泳いでいるようにしか見えない。

やっぱり一番美味いのは、唐揚かな。僅差、僅差でね、唐揚。
でもね、高知に初めて来た人なんかにはね、唐揚よりもタタキをお勧めしたい。しかも焼き立てのヤツ、焼き切りなら尚結構!こいつをね、ポン酢で頂くワケ。
んで桂月のヒヤでもキュとやっちゃうともうね、ソレこそWELCOME TO 高知!(黙れ)


コレは何だろう…砂から顔を出してるのはアナゴかな?どうだったかな?
しかし、そんな物はどうでも良いのだ!大事なのはコッチにケツを向けてるので見落しそうになるが、オコゼである!アレもまた、美味い!

やはり、まずは刺身が良い。俺は何でも生が大好物!まずは生が良い。
身がブリッブリとしてるので、釣った当日も美味いが、少し寝かすとまた違った食感が楽しめる。
しかし、この位の大きさになると塩焼きなども食いでがあって良いね。そうして桂月なんかをヒヤで(略)

因みに、姿揚げだとコレは大き過ぎるかな。
カサゴ仲間ではガシラも美味いね。


で、クラゲ。こういうのは結構好きだ。
あの触手みたいのに鉤爪みたいのが沢山ついてて、大体其処に毒があるのよね。
幼少の頃、海水浴場でチンチン近くを刺されて大変なことになった記憶が薄らぼんやりとあるのだが、思い出すだけでチンチンが勃っ…。

…いや、いい。


さらに沢山のクラゲ。クラゲはやはり酢の物に限る。

塩で揉んだスライス胡瓜と一緒に酢で和えるのだ。そうして鯖の生節を解して混ぜる!
コレはツマミにも勿論良いし、おかずとしても爽やかで箸休め担当として中々に重宝する。


これはアレだ、余りに綺麗なシルエットだったから思わず撮っちゃったタツノオトシゴ
こいつはカリッカリに干して塩振って焼いたら美味そうだよね。パリッぱりしてそう。
それか味醂干しかなー(コレも食うんか)

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さぁ、本日も懐メロ…いや平成生まれにはもう懐メロですら無いのか笑
とか何とか言いつつ、実は俺にとっても既に懐メロとは言えないんだけれども。ウチのオカンくらいの世代の懐メロだね笑

懐かしいとか懐かしくないとかで無く、良いものは良いんだとね、そういう風に思わされてならない…そんな曲。
本日のムジクはコチラ、『ゴダイゴ』で『モンキー・マジック』。
ご存知、マチャアキこと堺正章主演の西遊記の主題歌でもある。

ゴダイゴ/モンキー・マジック

アチャァァァァァァァーッ!!!!!(おまえソレ言いたかっただけだろ)

楽器の演奏の経験と言えば、高校時代(復学後)に『スピッツのスパイダーをフォークギターで弾きたいから教えてくれ』と当時の友人であったバンドマンのあっ君にお願いし、そうして数十分後、Eマイナーを習ってる時に『コレは無理だわ』と判断して諦めたとか、そんな程度の思い出しかないのであるが笑、そんな俺でも、この曲のベースパターンやギターなどスゲェ格好良いなって思う。

因みに、俺の脳内グーグルの検索窓に『楽器 演奏 思い出』と入力してエンターを押した場合には上記の思い出がヒットするのだが、その検索ワードから演奏を消し、『楽器 思い出』で検索した場合には中学時代に片山君と頂上決戦を争った『ジャンケンポンして勝ったらソプラノリコーダーで相手の頭を120パーセントの力でぶん殴ろう選手権』が一番最初にヒットするのは間違いない。

あの時、ソプラノリコーダーがへし折れなければ、きっと俺は死んでいた。(遠い目)
ジャンケンに敗れた場合は盾として音楽の教科書を用意していたのだが、一言で言うと『屁の役にも立たない』笑

もとい、こんなに格好良いモンキーマジックが、だ。
オレンジレンジの手に掛かるとこんなになる。

ORANGE RANGE/monkey magic

…この曲ほど、聴いた時に『…誰、得?』と思ったカバーも無い。
比喩でも揶揄でもなく、本当の意味で飲み屋の常連のオッサンのカラオケじゃねぇか、こんなの笑

画像はDSのゲームソフト『押忍!闘え応援団2』のイラストであるが、このゲームは所謂リズムゲームであり、曲毎にストーリーが用意されていた。
端的に言えば『困ってる人を曲に併せて応援してハッピーにしていく』展開なのだが、このモンキーマジックのストーリーの方のノリは個人的には凄く好きだったので、だからこそ何でコッチのモンキーマジックかと本当に腹ただしく思ったことを、今でも良く覚えている。

てか、今なお段々腹が立って来たぞ俺は笑

…ストーリーの内容?

このモンキーマジックに関してはアレだ、トイストーリー3のパクリだと思ってもらえれば…いや、時系列的にはトイストーリー3の方がパクッてんのか?兎に角、トイストーリー3のパクリです(あ、長いものに巻かれた)

キャラクターがクリア後の隠しであるチアになってるのが気に入らないが、興味のある方はコチラを参照の事
まぁ、徹頭徹尾こんなノリのゲームである。挙句にラスボス的な最後の曲はサンボマスターの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』である。暑苦しい事この上ない笑

ラルクの曲で氷漬けになった応援団たちが、このサルとか今まで助けてきた人たちの声に再び立ち上がり燃え尽きた太陽を応援する姿は、もうね、アレだ、てんやわんや且つ!しっちゃかめっちゃかなのである!意味分かんねぇけど、だがしかし嫌いではない!!(落ち着けや)

で、コレがまたラルクの曲ってのが糞でねー…

(おしまい)

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さて、此処までまさかの食い気一辺倒で魚を適当に紹介して来た訳だが、それもそろそろおしまいに近づいてきた。

もっとも、此処で紹介した魚以外にも、淡水魚コーナー、熱帯魚コーナー、深海魚コーナーなどの各コーナーでは沢山の魚介類達が飼育はされていたのでは有るが、いまいち美味そうじゃない。まぁ、その辺が気になる方は実際に江ノ島水族館へと赴き、ご自身の目で楽しんじゃえば良いじゃん!笑

大体、ピラルクとか美味そうには思えないじゃん!(結局、本音がはみ出てる)

そんな訳で、出口へと歩いてる途中にペンギンを発見!
ペンギンの肉も食べられるらしい。

いや、食べられるというか、昔から西洋では船乗りなどを中心に食べていたらしく、ペンギンの塩漬けなど保存食にも重宝していたそうだ。肉は元より、卵が美味いとされている。

流石に俺が悪食といっても、目の前にいる彼らをわざわざ殺してまで食いたいとは思わないがね、ただ、既に料理として出てきたらきっと食うかな。
食われる為に殺されたのなら、美味しく血肉にさせて頂きますの精神でね笑

アザラシの肉を使った料理といえば、キビヤックか。
コレはアザラシの肉を食べるのではなくアザラシの腹に鳥詰め込んで作る一種の発酵食品である。
皆さんも名前ではピンと来なくても、テレビなどで見たことはあるのではなかろうか。スンゲェ臭い料理らしい笑
まぁしかし、臭いよりもまずビジュアルがね、コレは俺もいざ目の前に出されると、どうかなぁ。美味しく食べられるかなぁ笑
アザラシの肉もカナダなど地域によっては普通に食用として食べられている。

そうして、日本で言うイルカやクジラと共に殺して食うのは野蛮だ残虐だと、西洋のアホどもから色々と言われているらしい。
それについては勿論、此処で色々と述べたりはしないが笑、しかし気に入らないね。

そうして、シャチを眺めたりイルカの居ないイルカショー用のプールを眺めたりした後、設置されてあった海洋堂のガチャガチャ『海の生物シリーズ』を回してみる。

"海洋堂は土佐の山間より"という事で、さぁ同郷の好ってヤツだレッツトライ!

結果はチョウチンアンコウマンボウ、タコ…だったか。
もうね、全然ね、面白くない笑

そんな訳で、名残惜しくも江ノ島水族館を後にする事にした。

画像は、江ノ島水族館から見えていた江ノ島の海岸である。
さらば江ノ島、もう二度と来ることも無いかもしれないが、楽しかったぜ江ノ島