2010-04-30 SENTIMENTAL BUS/よわむしのぬけがら


神よ、有難う!!


これまでずっと紹介したかったんだけど8インチなのでPCに取り込めず泣く泣く倉入りしていた曲が、愛知に行ってる間にいつのまにかアップされてましたアメン笑

しかも、ビデオクリップだ。至れり尽くせりだ。有難う、アップした人!笑

というわけで、引き続き5月5日の高知よりお送りしております1ムジク、4月30日分の曲はコチラ!

SENTIMENTAL BUS/よわむしのぬけがら

もはや今の若い人は知らないのかもしれないけど、かつてはそこそこ有名になって、そして、疾風の様に消え去ったセンチメンタルブスの登場です。
嘘ですスミマセン、センチメンタルバスです。
キーボードのアキノリがヘイヘイヘイでキチガイみたいな立ち位置にいたセンチメンタルバスです。

ポカリスエットのCM曲だった『Sunny Day Sunday』で一躍有名になりました。後にリリースされた『Cycling Beat 330』もそれなりに売れてた様な気がします。

で、す、が!

大事なのはそこじゃない。俺が紹介したいのはそこじゃない。

それ以前が凄く良かったと言う話なのですよ奥さん。奥さん、つまり奥多摩さん。奥多摩観光協会さん。

いや、まぁ奥多摩はどうでも良いとして(当たり前だ)、つまりですね、薄々感づかれてるかも知れませんが、俺はこういうキッチュニューウェーブげポップに滅法弱いんですよ笑

キャンバスに原色の絵具をギトギトと塗りたくって、その上から頭のでかい女の子を描いたようなキッチュ具合というか…ムムッ!抽象的表現にも程がありますぞ、殿!あいすまぬ。

そんなこんなでね、この曲に限らず可愛キッチュも、ゲロキッチュも、あとオマケでプッチョも、まぁ総じて好きですね。プッチョ美味しいですよね。

この曲は歌詞も結構好きです。

コンクリート乱反射、蝉の声と

乾いて落ちた抜け殻、あたしの抜け殻

てトコとか、本当に何故だか結構好きです。理由は説明出来ませんけど笑

それはそうと、昔に買ってたイラストレーター雑誌のコラムで『リトルグレイ骨格がうんたらかんたら』って記事があったんですけど、その内容がですね、『アニメ絵(この場合、目が大きくて鼻が小さい俗に言うモエなアレ)の骨格はリトルグレイにそっくりで気持ち悪い』みたいな事をデッサンとかで事細かに説明するってヤツでして、正直ね、かなり引いたんですよ。

言いたい事は分からんでも無いんですが、そういうのはホラ、掘り下げていくとそのコラムを書いていた『イラストレーター自身』すら否定しちゃうというか、まぁ傍から見れば拙い揚げ足取りにしか見えなくてですね、そもそも創作ってのはそういう所から超越した部分にあるんじゃないのだろうか?とか若いなりに考えてたわけですよ。

だって、それが駄目なら、イラストなんて写生するしかなくなるじゃないですか笑

アナログとデジタルの時計の関係性にも似てますよね。
アナログから派生したものがデジタル時計では有るけど、技術的に言えばですよね、どんなにアナログを突きつめて行ったってデジタルが出来る訳じゃないんですよ。

絵だって、写実的なモノを突き詰めていっても創作的なイラストにはならない訳ですよ。
まぁ、写実的なモノの進化したものが創作的なイラストとはもちろん言いませんけどね、そもそも体系が違うんです。体系が。

…俺は何でこんな話をしてるんでしょうか?笑